十全記念病院 2階東病棟 看護師(2020年4月入職)
⼗全記念病院に入職してから、2年が経ちました。入職して看護師という仕事はとても⼤変だと実感しました。そのような中でも先輩や⼀緒に働く医療スタッフの⽅たちの支えもあり、今⽇まで看護師として働くことが出来ていると思います。また、患者さんから「ありがとう」や「お疲れさま」など温かい⾔葉をかけていただくことも、頑張ろうと思える理由のひとつです。
私が仕事をする中で気をつけていることは患者さんが安⼼して入院生活を送れるように支援することです。手術に不安を感じている患者さんがいれば、術後の流れまで丁寧に説明するよう⼼がけたり、認知症で不安になっている患者さんがいれば安⼼できるような声かけをしたりしています。私が1、2年⽬の頃は、先輩の⼿を離れ⾃⽴しなければという思いや、⾃分の仕事に対する責任感を強く感じていました。徐々にできることが増え、チームの中で⾃分ができることはなんだろうと考え、誰か困っている⼈がいれば声をかけられるように努⼒してきました。
看護師3年⽬になった今では、私⾃⾝が先輩看護師として後輩に指導する⽴場にたち、後輩への指導に⼾惑うことはありますが、先輩たちのアドバイスや協⼒のもと、日々学習に取り組みながら仕事をしています。後輩看護師を指導していくなかで、最優先に考えることは患者さんのことだと再認識できました。看護師は業務内容が多く業務をこなすことに気を取られがちですが、医療の中⼼には必ず患者さんがいることを忘れないようにしたいです。
看護師はとても奥が深い仕事だと思います。看護に答えはないので、なにが患者さんにとって1番よいことなのか考え続けていくことが大切だと思います。日々の自分の看護を振り返り、それでよかったのか繰り返し考えていく必要があります。毎⽇学びがあり、反省があり、時には失敗もあります。その分、患者さんに「ありがとう」と⾔っていただけた時の喜びは⼤きいです。忙しい中でも優しさを忘れず患者さんに寄り添っていける看護師になりたいです。