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新カテーテルデバイス導入のおしらせ

長期間の透析や糖尿病合併例では下肢血流障害を合併することが多々発生致します。下肢血流障害に伴い安静時痛、潰瘍形成、壊疽などいわゆるRutherford4以上の症例は治療に難渋する症例も多いものかと思います。
 当院ではそのような症例に対しCROSSERの使用を始めました。CROSSERは超音波振動により石灰化組織やハードプラークを通過させるデバイスです。これにより浅大腿動脈レベルはもとより膝下病変に対して更なる積極的な治療(手技時間短縮による患者様の負担軽減など)が望めると考えます。
重症下肢虚血の更なる成績向上、何よりも救肢を第一に診療にあたってまいります。膝下病変の積極的治療介入、その後の創傷治療、フットケアに関しては当院形成外科をはじめ、他科との連携を図り血行再建だけなくその後のフォローアップも含め管理してまいります。より充実した下肢創傷治療センターを目指しスタッフ一同治療を行っていきます。なるべく切断しないような治療を目指し相互的なフットケア、治療を行い、症例にあった血行再建を患者様に提供し血管内治療を中心にdistal bypassも行っていきます。

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