耳鼻咽喉科・甲状腺外科

耳の痛みから甲状腺腫瘍まで診療

耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、頭頸部(脳よりも下、胸よりも上、背骨よりも前)の諸問題を担当しています。身体の入口で外界との関わり、頭と体をつなぐ要所でもあり、コミュニケーションにも重要な部位です。この部位には、人間社会での生活に重要な機能が集中しています。聴く、話す、歌う、伝える、食べる、味わうなどの、人間が人間らしく生きる上で最も基本的かつ重要な機能を扱っています。単に病気を治すだけではなく、いかにQOL(Quality of Life; 生活の質)を充実させられるかが、耳鼻咽喉科頭頸部外科の役割です。

主な診療内容

耳科領域

▪耳の痛み・耳漏
古い中耳炎や外傷などで、鼓膜に穴が開いたままになっている人は少なくありません。 耳の穴のトラブルのほとんどは、耳掃除が原因で起こります。外耳道の皮膚は通常の皮膚に比べると非常に薄いので、綿棒でそっと撫でただけでも傷つき、かゆみ、痛み、出血、耳閉、難聴などの原因となります。
▪耳管機能障害
耳とのどをつなぐ耳管の働きが悪くなると、音の伝わりが変質して、耳閉感や自声強聴、呼吸音聴取などの症状が現れます。重症の方ではめまいなど他の神経症状を合併することもあります。耳管機能の障害は一般診療では見逃されやすく、治療に難渋することも多い疾患です。局所治療や手術治療を行っています。

神経耳科領域

▪めまい
「めまい」という言葉ほど、人によって異なる症状を表す表現はありません。めまい診療は「めまい」という単語を使ってどのような症状を表現しようとしているのかを探ることから始まります。一言に「めまい」といっても様々な種類の原因があります。そのため、原因を診断すること自体が難しく、めまいは治りにくい病気と思われています。
▪補聴器
当院は補聴器適合判定施設です。また、日本耳鼻咽喉科学会から委嘱を受けた補聴器相談医、厚生労働省指定の難病指定医がいます。認定補聴器技能者と連携し、適切な調整・訓練を行うことができます。また、身体障害者福祉法や障害者総合支援法などの福祉を利用することができる場合には、補聴器の支給を受けることもできます。福祉申請用の各種書類を作成することができます。

鼻・咽喉科領域

▪風邪症状
鼻のどの炎症は、単なる風邪から窒息などで死に至る重篤なものまで様々なものがあります。初期治療から救命処置まで幅広く対応いたします。
▪のどの違和感(のどがイガイガする、ヒリヒリする、痰が絡んだような感じがする、張り付いたような感じがする後鼻漏感)
のどの違和感はとても多い症状です。何かの病気が隠れていることもありますが、ほとんどの方は体には問題がなく環境や生活習慣に原因があることが多いです。特に、高気密住宅や空調などによる乾燥、排気ガスや喫煙などの粉塵、急な温度変化などは、のどを痛める原因として重要です。のどの衛生指導にも力を入れています。
▪睡眠関連呼吸障害
睡眠中の呼吸の異常が原因で、心血管系など全身の病気を起こし突然死の原因になる病気です。日中の眠気が強いと危険な事故を引き起こすこともあります。自宅でできる簡易検査を健診で行っています。そこで無呼吸が疑われた場合には、睡眠状態や気道形態の精密検査が必要です。無呼吸の原因によって、手術治療や口腔内装具、人工呼吸器など適切な治療法を選択していきます。合併症が起こっていないかの経過観察も大切です。
▪頭頸部外科
検診科と連携して甲状腺腫瘍の早期発見と治療に力を入れています。甲状腺腫瘍は多くの人が持っていて、心配のないものも含めると3〜4割の人が何らかの甲状腺腫瘍を持っているとも言われています。臨床的な甲状腺癌は約0.4%と言われています。 甲状腺の癌は、進行が遅く治りやすいものが多いのが特徴ですが、手術ができないほど広がってしまうと治療が難しくなってしまいます。適切なタイミングで手術治療を行うことが大切です。甲状腺腫瘍の手術では、反回神経の損傷から嗄声となる後遺症に注意しなければなりません。当院では手術中に神経モニタリングを行い、反回神経を損傷しにくいように努めています。

診察案内

診療受付時間
8:00〜11:30(土曜 12:00まで)/13:30〜16:30
 
午前長谷川 寿雄長谷川 寿雄長谷川 寿雄長谷川 寿雄
(第2,4週)
午後長谷川 寿雄長谷川 寿雄長谷川 寿雄

※やむをえない事情により変更になる場合がありますので、来院前に電話で確認をお願いします。

担当医紹介

長谷川 寿雄耳鼻咽喉科 部長

略歴
平成8年埼玉医科大学医学部 卒業
平成9年埼玉医科大学総合医療センター 勤務
平成12年伊奈病院 勤務
平成26年十全記念病院 耳鼻咽喉科 部長

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