安全な麻酔管理で早い回復を目指します
当科では各手術担当科から依頼された麻酔について、患者さんの全身状態と照らし合わせ、全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、末梢神経ブロックなど、患者さんにとってより安全で最適な麻酔方法をご提案します。 その上で、主治医と患者さんの要望に出来るだけ添える様な形で麻酔を行う事を心掛けています。麻酔科の役割とは
麻酔科医は普段はあまり人の目に触れない未知なる存在かと思います。手術中、患者さんに麻酔を掛ける事は、実は麻酔科医の仕事全体から見るとその半分でしかありません。我々麻酔科医のもう一つの大事な仕事が手術中の患者さんの「全身管理」です。手術や麻酔の影響により人間の身体は循環や呼吸、代謝などに様々な変化を来します。我々麻酔科医はそう言った患者さんの身体に起こる様々な問題が重篤な結果に至らないよう常に監視し、危険の芽を摘む事も同時に行っています。
麻酔を受けられる皆様へ

そして私が麻酔科医として大切にしているのが患者さんへの術前の麻酔説明です。大きな恐怖と不安を抱えて手術室にいらっしゃる患者さんに出来るだけ安心して麻酔に臨んで頂ける様、難しい医学用語も可能な限りかみ砕いて説明することを心掛けています。不安な事や疑問に思う事がございましたら遠慮無くお尋ね下さい。
実績
■ 麻酔実績
2020年 | 2021年 | 2022年 | |
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全身麻酔 | 332 件 | 392 件 | 519 件 |
全身麻酔+硬膜外麻酔 | 120件 | 133 件 | 130 件 |
脊椎麻酔 | 3 件 | 5 件 | 7 件 |