脳ドックとは

脳ドックの大きな目的は脳血管障害(脳卒中)の予防にあります。脳血管障害は、健康に自信のある方でも突然襲ってくる場合が多く、命を落としたり、後遺症に苦しむことの多い病気です。MRIという磁気共鳴画像診断装置を利用することにより、脳血管の状態を造影剤や放射線を使わずに安全に検査することができるようになりました。このMRIにより脳血管障害の予防への道が開けてきたといえます。また、頸動脈エコーにより、脳動脈硬化の状態を詳しく知ることができるようになり、生化学検査のコレステロールの値などを参考にして、栄養指導などによりその進行を防ぐことができるようになりました。中高年者で高血圧・糖尿病・高脂血症の方、最近、頭痛・めまい・しびれ等がある方、脳について心配な方は、この機会に是非脳ドックの受診をお勧めします。

●脳ドックの検査内容
MRI、MRA(脳血管撮影)で脳の断面像を撮影することにより、初期の無症状の脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤や脳腫瘍を早期に発見することができます。
造影剤を使わずに脳血管撮影が可能です。造影剤にご不安を抱かれる方にも安心して検査を受けていただけます。
たった30分で検査が終了します。短い検査時間なので忙しい方にも簡単に検査が受けられます。

●MRI
0.4T(テスラ)のオープンMRIを使用し精度の高い画像診断を行っております。
従来のトンネル型とは違い、320°パノラマの開放感を実現しており、閉所が苦手な方でもトンネル型より圧迫感が少なく音も反響しにくいために比較的楽に検査を受けることができます。

●頸動脈エコー
動脈硬化とは動脈血管壁にコレステロール等の脂質が沈着し、血管が弾力を失い硬化するとともに内腔が狭くなる(狭窄)状態です。超音波検査は苦痛を与えず、お腹の赤ちゃんを検査していることから分かるように体には害がないため繰り返し検査を行うことができます。アテローム性動脈硬化(粥状硬化)が起こりやすい部位は、脳を栄養する頸動脈です(下図をごらんください)。頸動脈硬化の状態をみれば脳動脈硬化の状態を的確に把握することができます。動脈硬化は血管の壁が厚くなることから始まるので全身の早期の動脈硬化を見つけるのに頸動脈エコーが役立ちます。
●定期的な健診のお勧め
脳ドックは将来起こりうるクモ膜下出血、脳梗塞、脳動脈瘤、脳腫瘍などを症状が出る前に発見し、脳の動脈硬化の状態を把握してその対策をたてることを目的としています。しかし、このドックで異常が見つからなかったといって、喫煙・飲酒・肥満・高血圧などを放置しておけば、脳血管障害の危険から逃れることはできません。また、一度異常がなかったからといって、一生大丈夫だという保証が得られるわけでもありません。脳血管障害の危険因子を避けながら、2〜3年おきに健診を受けられることをお勧めいたします。

●MRIによる症例



●頚動脈エコーによる症例


再検査・精密検査のご案内

1)要再検査 2)要精密検査 3)要治療の指示を受けた方は、
協立十全病院総合受付にお越し下さい。

診療時間
午前9時〜12時午後3時〜6時
お電話でのお問い合せ、お申し込みは
0120-565639

脳ドック 料金¥47,500(税込)※昼食付
検査項目 内容
超音波検査
甲状腺・胆嚢・肝臓・腎臓・膵臓・脾臓・前立腺・卵巣・子宮
呼吸器
胸部
レントゲン
直接撮影
喀痰細胞診
肺癌検査
肺機能
努力性肺活量・標準肺活量・肺活量パーセント・1秒量・1秒率・V25・V25/HT
消化器
胃部
レントゲン
胃・食道・十二指腸直接撮影
循環器
血圧
心電図
安静時12誘導
生化学
脂質代謝
総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール
腎臓
尿素窒素・血清クレアチニン・尿酸
肝臓
総ビリルビン・ZTT・GOT・GPT・ALP・LDH・LAP・γ-GTP・HBs抗原・総蛋白・アルブミン・A/G比
膵臓
血清アミラーゼ
糖尿病
空腹時血糖・ヘモグロビンA1c
血液学
血液一般
白血球・赤血球・血色素・ヘマトクリット・MCV・MCH・MCHC・血小板
免疫血清学
リウマチ及び炎症反応
RA・CRP
梅毒反応
TPHA
尿
尿検査
蛋白・糖・潜血・沈渣・ウロビリノーゲン・ピロリ菌抗体
大腸
便潜血
便潜血反応
眼科
眼科
視力・緑内障検査(眼底検査・眼圧)
男性
前立腺がん精密検査 PSA測定
女性
乳がん検診
乳房エコー
子宮がん検診
子宮細胞診
計測
身体測定 身長・体重・肥満度・腹囲・聴力(オージオメーター)
脳内精密検査
頭部MRI・MRA検査(0.4テスラーMRI)
脳動脈硬化検査
頸動脈エコー検査
総合診断・栄養指導・日常生活指導