1日人間ドックQ&A
Q.1 人間ドックの受診は何歳くらいから受けたらよいのでしょうか?
A.1 特に何歳からという決まりはありません。一般的には35才位からでしょうか。
Q.2 なぜ35才位からの受診が必要なのでしょう?
A.2 35歳ということは、例えば20歳からタバコを吸い始めたとすれば、15年間吸っていたことになります。15年という年月は長いですから、少しづつ身体に害を及ぼしていることが想像されます。それが検査結果に出てくると思われる年令ということです。
Q.3 生活習慣病とはどんなものですか?
A.3 これまで年をとることに注目して名付けていた成人病に変わって、最近は子供も同じような症状があらわれることもあるのでこれまで行ってきた生活習慣に着目して新しく言われるようになった名称です。「食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症、進行に関与する疾患群」と定義されています。皆さんが御存知の肺ガン、高血圧、肥満症、脳卒中など多くの病気が含まれています。
Q.4 人間ドックは定期的に受けなければならないのでしょうか?
A.4 定期的に行うことによって時間的な経過を見ることが出来ます。そうする事によってたとえ基準値に入っていてもある年にこれまでと異なった値がでれば病気の早期発見につながる場合もあります。
Q.5 基準値とはなんですか?
A.5 基準値とは検査結果を判定するのに基準となる数値です。検査の結果は一人ひとり色々ですが健康な多くの人を調べると、平均値付近に値が集中します。例えば100人の人を調べた場合、平均値を中心にして95人、95%の人が示す値を基準値としています。5人、5%の人は基準値を外れていますが、それがすぐに異常だとは限らないということです。基準値を外れていても特に症状などの出ない人は定期的に検査を受け経過を見ることが大切になってきます。
Q.6 それでは人間ドックは同じ病院で行う方が良いのですね?
A.6 検査の結果はある年の結果だけでなくこれまで行われた結果と見比べ比較するという事が最も大切です。そのためには同じ病院で行う事をおすすめします。また他の病院で行われた結果をもってきて頂き、比較してもらう事も必要です。遠慮は必要ありません。
Q.7 協立十全病院の人間ドックではどんな検査をするのでしょうか?
A.7 当院の人間ドックは基本的に視力・聴力・身長・体重・血圧測定、採血、心電図、エコー、検尿、眼圧、眼底カメラ、胸部X線、胃透視、婦人科検診などを受けていただき、その後総合診断にて結果の説明と保健指導を行います。
Q.8 血液検査では、どのような事がわかるのですか?
A.8 肝機能、コレステロール等の脂質代謝、貧血などを含む一般的な血液学的な検査、リウマチ、梅毒反応を含む免疫血清学的な検査なども行います。
Q.9 超音波検査(エコー検査)では、どのような事がわかるのですか?
A.9 超音波によって、腹部を中心にして、肝臓、脾臓、腎臓、膵臓、膀胱、子宮、前立腺など各臓器の異常の有無をチェックします。害なくくり返し行えるので大変役に立つ検査です。
Q.10 それ以外にはどんな検査がありますか?
A.10 オプション検査として、脳ドック、動脈硬化検査、前立腺癌精密検査、肺癌精密検査などがあり、ご希望に応じて行っております。
Q.11 結果が全て以上なしだった場合はどうすればいいのでしょうか?
A.11 まず素直に喜んで自分の生活、健康に自信をもってください。そして今の生活を維持するようにして下さい。
Q.12 異常値がでたらどうすれば良いですか?
A.12 異常値がどんな意味を持っているのか尋ねてください。その値がたまたまなのか、いつもでる値なのか確かめる事が大切です。そのためには以前の結果と比較することが大切ですし、また再検査をして同じ値がでるのかを確かめる事も必要です。そして再検査の結果やはり異常値がでれば、医師と良く相談して次の精密検査をして下さい。きっと早期発見、早期治療につながることと思います。
Q.13 医師にはいろいろ質問しても良いのですか?
A.13 健診は病気の早期発見などの目的はもちろんですが、日頃の自分の生活習慣が良いのかどうかなどを確かめる場でもあります。結果によって反省したり、安心したりすることができると思います。医師にはどんどん質問し、納得した上でお帰り下さい。医師も質問される事によって意外なヒントを得ることもあるのです。